ドル円106円台も、サイクルの範囲内
人民元安などの影響で世界的に株式市場が下落し、日経先物夜間は結構な下に。後半に変化日がある点や夏休みで閑散とする点を踏まえると、落ち着くのを待つために休むも相場、もしくは逆張りの短期売買で。右往左往すると、往復ビンタを食らいやすいのでムダな売買は避けたいところです。
米国10年債も下降トレンド変わらずなので、ドル円は下記の通りトレンド転換まではトレンドフォロー戦略でよいでしょう。
★8月5日
日経平均株価は8月2日金曜日、2万1,087.16円で取引を終えました。
前回「株価はボラティリティが縮小し、横ばい相場に移行する可能性がある。例年夏休み期間は閑散相場になりやすく、上下にふれやすい。ムダに参戦する必要もない」と解説しました。
株価は目標株価の範囲程度で取引を終えました。
米国の株式市場はFOMC(連邦公開市場委員会)を終えて下落した週でした。
ドル円相場はドル売りが進んだ週でした。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを分析する限りでは、株価は一時2万1,000円を割り込みましたが、それでも元の三角保ち合いの範囲内にあり、横ばい相場に移行した可能性が考えられます。次の変化日までは、レンジ内での動きになる可能性が考えられますので、戻り売りもしくはリバウンド狙いの逆張り戦略の短期売買でよいでしょう。
目標上値は2万1,550円、下値は2万0,650円、それぞれプラスマイナス200円とします。
FRB(連邦準備制度理事会)で予防的な利下げにとどまる可能性が出たことで、ドル円相場では米ドルが売られる展開となりました。現在1米ドル106円台にあり、急激に動いたように感じるかもしれません。ただ、チャートを分析する限りでは、あくまでもトレンドに沿った動きの範囲内でしかありません。サイクル完成までは時間が必要でしょうから、輸出関連株への影響も見極めたいところです。