ポンド以外はFOMC待ち…!?

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最新投稿日時:2019/07/30 10:34 - 「ポンド以外はFOMC待ち…!?」(武市佳史)

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ポンド以外はFOMC待ち…!?

著者:武市佳史
投稿:2019/07/30 10:34

◆上値を伸ばすも、「テクニカル的な要所」には至らず…

※ご注意:予想期間は7月31日と表示されていますが、本日(7月30日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


流動性の乏しい中、昨日目立ったのは“ポンド”でした。
「合意なきBrexit」が強く意識されたことを背景に、ポンド円は“年初来安値更新”、ポンドドルは“2017年3月以来の安値”へと売り込まれています。

一方で月末フローを背景に、ロンドンフィキシングにかけてドル円は“108.801円”へ上値を伸ばす場面が見られました。
もっともマーケットの関心が「FOMC(30-31日)」へと向かう中、「テクニカル的な要所《ダブルボトムのネックライン(7/10高値:108.988円)》」を窺うほどの勢いは見られませんでした。

◆「同ラインを巡る攻防戦」は引き続き注目されるが…?

「同ラインを巡る攻防戦」は、引き続き注目が集まるところです。
しかしスケジュール感を考えれば、“本日も不発”となる可能性は否めない…?
「日銀金融政策決定会合&黒田総裁・記者会見」に期待する声もありますが、期待されるフォワードガイダンス変更は「前回行われたばかり(6/20:当分の間⇒少なくとも2020年春頃)」という点もどう見るか…?

引き続き「大きく崩れるは期待薄」と見ますので、もしかしたら「同ラインに突っかける」場面はあるかもしれません。
それでも「ポンド以外はFOMC待ち」を基本としながらも、本日も「108円半ば~後半での揺れ動き」を想定したいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:109.620(5/31高値、日足・一目均衡表先行スパン上限、4/24~6/25の50%戻し、週足・一目均衡表先行スパン上限/下限/基準線、月足・一目均衡表転換線)
上値4:109.504(20週移動平均線、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:109.141(月足・一目均衡表先行スパン下限、+2σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:108.988(7/10高値、4/24~6/25の38.2%戻し水準、大台、ピボット1stレジスタンス)
上値1:108.901(7/29高値)
前営業日終値:108.783
下値1:108.663(+1σ)
下値2:108.502(ピボット1stサポート)
下値3:108.420(7/29安値、50日移動平均線)
下値4:108.234(日足・一目均衡表先行スパン下限、20日移動平均線、7/18~7/29の38.2%押し、ピボット2ndサポート)
下値5:108.040(7/25安値、日足・一目均衡表転換線、大台、7/18~7/29の50%押し、ピボットローブレイクアウト)

10:50 ドル円 抵抗・支持ライン追加
11:09 誤字修正
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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