「テクニカル的な要所」はすぐそこだが…!?

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最新投稿日時:2019/07/29 10:46 - 「「テクニカル的な要所」はすぐそこだが…!?」(武市佳史)

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「テクニカル的な要所」はすぐそこだが…!?

著者:武市佳史
投稿:2019/07/29 10:46

◆“ドル買い”先行も、“109円回復”はならず…

※ご注意:予想期間は7月30日と表示されていますが、本日(7月29日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


注目の「米4-6月GDP(+2.1%)」は、“前期(+3.1%)”から減速したものの、“事前予想(+1.8%)”を大きく上回りました。
7月に入って以降、米経済指標は“強め”が続いていましたが、ここに来てGDPまで“強め”となると、「米経済は好調」は疑いようがないところです。
クドローNEC委員長が「ドル押し下げ介入を否定」したと一部で囁かれたことも、“ドル買い”を促したと見られるところです。
マーケットは“ドル買い”で反応し、一時は“108.825円”まで上値を拡大する場面も見られています。

もっとも「FOMCを控えた週末」であることに変わりはなく、また109円手前には「ドル売りオーダー」も待ち構えています。
こうして“そこから先は一息”、しかし“大きく押し戻される”こともなく、“108円半ば”でそのまま先週末の取引を終えています。

◆FOMCまで“動きづらい”…?

マーケットの関心が「FOMC(30-31日)」へ向いていると見られる以上、それまでは“動きづらい”“積極的なポジション形成は困難”と見るのが自然です。
特に本日は「スポット取引の月末最終応当日」ということを除けば、今週中で「最もイベントが不在」という一日になります。
「テクニカル的な要所《ダブルボトムのネックライン(7/10高値:108.988円)》」はすぐそこに見えていますが、これを窺うのは“本日は困難”と見るべきか…?

本日は“幾分下押し(ポジション調整先行)”を警戒し、ただし“大きく崩れるは期待薄”と考えながら、“108円半ば~後半の小動き”を想定したいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:109.489(20週移動平均線)
上値4:109.141(月足・一目均衡表先行スパン下限)
上値3:109.064(ピボットハイブレイクアウト)
上値2:108.988(7/10高値、+2σ、4/24~6/25の38.2%戻し水準、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:108.825(7/26高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:108.653
下値1:108.560(7/26安値、+1σ、ピボット1stサポート)
下値2:108.371(日足・一目均衡表先行スパン下限、50日移動平均線、ピボット2ndサポート)
下値3:108.269(ピボットローブレイクアウト)
下値4:108.178(20日移動平均線、7/18~7/26の38.2%押し)
下値5:108.040(7/25安値、日足・一目均衡表転換線、大台、7/18~7/26の50%押し)

10:59 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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