短期トレンドの転換点
日経平均の指数は上昇しましたが、物色の傾向が変わってきており、半導体関連株が大きく値を飛ばして上昇しております。
一方で、これまで日経平均を押し上げてきたファーストリテイリングは逆行して下げる動きとなっていたり、個別株で見ると指数以上に大きく差が出てきているように思います。
日経平均は、なかなか上がりもしなければ下がりもしない、目立った動きがなく落ち着いているようにも見えます。
まさに夏枯れ相場とでも言うように、夏休みに入ってこれからさらに閑散としてくるでしょう。
今のところ直近の変化日は来週半ばの7/31前後にあり、21000円を目指している流れの中にあるので、引き続き来週も21000円に向けての下げには注意しなければなりません。
しかし、現状のまま行けば、21000円を割れない限りは、短期上昇トレンドは8月から再び2週間ほど上昇トレンドになるので、ここから大きく下がった時は買い場になります。
今の位置からすると21000円を割れることはないと思うので、8月相場は前半は強いですが、後半は再び下降トレンドになるので、買いでポジションを取るなら前半の方だけにした方がいいでしょう。
その買いも高値をつけている今のような位置で買うのではなく、大きく下げて21000円に近付くような時に引きつけてから買いたいところです。
8月相場は閑散で出来高が少ないため、先物主導で思わぬ方向に行くことも考えられます。
中途半端な位置で買いに入ると方向感を見失ってしまうので、一つの基準としては、下値抵抗ラインがしっかりと機能している21000円にタッチしたところで買い、割れたらロスカット、がいいでしょう。