■7月4日(木)■明日の相場展望 ～ トランプバブル ～

大切なのは目先。

※昨日分のコラムのアップがされておりませんでした。大変申し訳ございません。

【これで9月末まで調整の可能性が出た】


昨日はニューヨーク市場が最高値を更新し、27,000ドル手前まで上げて参りました。この動きを受けて、今日の東京市場の動きが注目されたのですが、全くヤル気無し。反発は致しましたが買戻しが中心だった様です。

日経平均は 64円高 21,702円
トピックスは 10.24ポイント高 1589.78ポイント
出来高は概算 8億2千万株で終わっております。

まずニューヨーク市場ですが、差し上げます。昨日は日柄の大変化日、この日に最高値を付けたという事は、天井を取ったと思われます。いくら大相場になるとしても、相場には順序というものが御座います。日経平均がバブル大天井 38,915円を取った時でも下げるべきは下げて上がって行きました。

あのバブル相場は時の総理、中曽根の意を受けて日銀と共に大相場を政府主導で演じたわけですが、今のニューヨーク市場はまさにトランプの意のままに動かされている様に思えてなりません。いずれ大暴落になるであろう事は分かっていても、さて大切なのは目先。これよりどうなるかです。どこまで下がるかは分かりませんが、これで9月末まで調整に入るのではないでしょうか。

今日の東京市場はもう上がる気が無い様に感じます。今日が21,520円位になっていれば、日経平均、明日急落と言えたのですが、残念ながら64円高。ならば明日180円安、21,522円と来るか。ちなみに上海総合は戻り天井を打った感じのチャートになりました。今晩はニューヨーク市場は休場です。

明日の日経平均の動きが来週からの相場を暗示する事になります。

現在大暴騰中の<5612>日本鋳鉄管ですが、本日もストップ高 1,681円 絶対天井指数は1,857円。


では御健闘を祈ります。