キャッシュレスシステム拡大需要で中期的にも注目
同社は、金融向けなどに強みを持つSI大手企業だが、海外にも積極展開をしており、その競争力強化のために200億円を投資する。この決断が、大和証券のレーティングを動かしたわけだが、その成果は中期的なものになるだろう。
短期的には、まだ成長率の上昇は明確ではないが、キャッシュレス関連として、決済システム「CAFIS」を展開しており、今後のキャッシュレスシステムの拡大基調の中で、重要な役割を果たす1社になるのは間違いないと思われる。
株価は緩やかな回復基調にあり、昨年高値1607円を目指す(先週末1344円)だろう。