ドル/円、週末・月末の着地点を探る
米中通商摩擦を巡る不透明感が漂う中、本日も関連報道に振らされやすい地合いが続こう。また、中国では5月製造業PMIが発表される。5月に入り米中間の対立がエスカレートした経緯があるだけに結果が注目されよう。なお、市場予想は49.9となっており、3カ月ぶりに分岐点の50.0を割り込むと見られている。その他、米国では米連邦準備制度理事会(FRB)が物価の目安にしている個人消費支出・コア価格指数(PCEコアデフレーター)の4月分が発表される。本日のドル/円はこれらを手掛りに、週末・月末の着地点を探りながら109円台で推移する事になりそうだ。