6月のディーリング銘柄として注目
6/21は10640円まで上昇後、全体相場にもつられ、10250円で今週は引けました。
6/14 追記分
6月の始値は9843円で始まり、一時9500円割れまで売られたものの、そこから反発して、6/11は10205円に浮上。6/13・14は10000円を意識する展開で1万円前後の狭いレンジで推移。
5月31日(金)の終値は10250円。
2019年3月期の決算を発表すると共に、分割を発表。6月27日の株主に対して2分割で行われます。
又、5/10にウーバーが上場。期待が外れて、売り出し価格を下回る結果となりましたが、Tモバイルとスプリントとの合併は進展するなど強弱材料が混在しており、引き続きソフトバンクは幾度もディーリングの機会がありそうです。
売買代金は一時期の1日1500億円近辺から直近では368億円とかなり沈静化しています。引き続き値動きは活発な状態が続いています。
取り組みは少し悪化しておりますが、6月は分割もあり、小幅な鞘取りのチャンスはありましょう。
6月は9500円から12000円のレンジを想定したい。分割後の株価で言うと、4750円から6000円というゾーンを想定したい。
引き続き、高値追いでなく突っ込み狙い。
11000円を超えてくると再度上値を意識する展開となることが予想されるため、10000円近辺を出来れば狙いたい。
ただ、ロスカットや利食い売りはこまめに行うことが重要。
高値警戒感からロスカットは明確にした取り組みで、臨機応変な売買に対応できるディーリング経験の豊富な中上級者向き。
短期数%の小幅な鞘取りを想定。
1.3倍、1.5倍などの大きな値幅取りとは戦略も資金も分けることがお薦め。
資金は短期ディーリング銘柄用と大化け期待銘柄用に分け、戦略もそれに合わせていくことがお薦めです。
短期の鞘取りについて一部誤解している方もいらっしゃるようですので、注意事項として触れておきます.
短期の鞘取りとは1日や1週間で数%の利益を取る(鞘を抜く)ために買って売って、損益を確定していくことを指します。買って売っての鞘が小さく、1%でも2%でも利益は利益です。小幅な鞘取りを目的とした売買です。勿論、ロスカットもこまめにすることが求められます。
短期鞘取りで買うということは、すぐに売るということを前提とした買いです。いわゆるトレーディングの目的です。値動きがあれば対象は幅広くあります。今回の買いは当然このケースに当てはまります。
一方、大きな値幅取りとは20%や50%、2倍3倍などの大きな利益を確定していくことを指します。
こちらの買いは保有を前提とした買いです。厳選して今買うべき対象を厳密に選ぶ必要があります。そうでないと、保有すればするほど下がる銘柄と上がる銘柄どっちを保有するかによりどんどん格差が生じてしまうからです。
実際、2019年前半も大きな格差が生じています。
両者は売買の仕方も、銘柄も、保有期間も、売買の頻度も、大きく異なりますので、この二つは区別することが重要です。
資金も銘柄も分けることがお薦めです。