反発、サウジは年後半も減産継続を主張=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=63.10(+0.34 +0.54%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.29~0.34ドル高。その他の限月は0.25~0.59ドル高。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国による共同閣僚監視委員会(JMMC)で、OPEC総会に対する正式な勧告はなかったものの、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)が減産の継続を主張していることが相場を押し上げた。米国とイランの対立が中東の地政学的リスクを高めていることも支援要因。ただ、米中貿易摩擦の悪化が懸念され、高値からは失速した。
時間外取引で7月限は63.96ドルまで上昇したものの、64ドルの大台付近は重かった。通常取引開始を控えて失速すると、62.60ドルまでマイナス転換した。ただ、その後は買いが優勢となり、プラス圏に浮上して引けた。
minkabu PRESS編集部
1バレル=63.10(+0.34 +0.54%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.29~0.34ドル高。その他の限月は0.25~0.59ドル高。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国による共同閣僚監視委員会(JMMC)で、OPEC総会に対する正式な勧告はなかったものの、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)が減産の継続を主張していることが相場を押し上げた。米国とイランの対立が中東の地政学的リスクを高めていることも支援要因。ただ、米中貿易摩擦の悪化が懸念され、高値からは失速した。
時間外取引で7月限は63.96ドルまで上昇したものの、64ドルの大台付近は重かった。通常取引開始を控えて失速すると、62.60ドルまでマイナス転換した。ただ、その後は買いが優勢となり、プラス圏に浮上して引けた。
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