昨日のドル/円は底堅く推移。NY市場では、米4月小売売上高と米4月鉱工業生産が揃って冴えない結果となり米長期金利が低下する中、109.10円台まで下落した。しかし、前日に続きこの水準で下げ渋ると米国株の反発とともに109円台後半に持ち直した。米政府が自動車関税の導入を巡る判断を最大6カ月先送りする方針と伝わった事で市場心理が好転した。なお、米自動車関税については今週18日が判断の期限となっていたが、トランプ政権は新たな貿易対立を避けるために延期を決めたと見られる。米中貿易摩擦の混乱から持ち直しつつある市場に、これ以上ダメージを与えたくないとの意図も窺える。こうした中、ドル/円は109.00-10円台のサポートによって下値は堅そうだ。半面、米長期金利の低下が重しになると見られ109.70-80円台のレジスタンスを抜けるのも難しそうだ。
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