変化日はもう間もなく
前回「足元は過熱感も出始めている。10連休をわざわざ持ち越す必要もない。利益はしっかりと確定したい」と解説しました。
株価は横ばいで推移し、目標株価の範囲内で取引を終えました。
米国の株式市場は大きく動きましたが、ざっくりいうと高値圏で推移した週でした。
ドル円相場は小動きの週でした。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを分析する限りでは、高値圏だったことや10連休前ということもあり、値上がりを続けることなく、株価は横ばいで推移しました。
4月に入ってから続いていた足元の上昇トレンドは、次第に上値の重い展開になりました。
中長期的に見れば、下値支持線を下に抜けてから上値抵抗線と機能しているようで、それに沿った推移が続いています。
目標上値は2万2,700円、下値は2万1,650円、それぞれプラスマイナス150円とします。
4月24日には2万2,362.92円まで上昇して高値を更新しました。また、CME日経平均先物円建の値も強いです。
連休明けの7日、そこそこ強い展開でスタートする可能性もあるかもしれません。ただ、変化日が近いですから、いったんの天井打ちも考えておきたいところです。
連休明けは引き続き、決算内容次第で物色される流れが継続する可能性が高く、強い銘柄の選別が進むことでしょう。波に乗るためには、決算内容を確認することが大切です。
この10連休、株式市場の休場を寂しく感じた人もいれば、安らぎを感じた人もいたかもしれません。令和とともによいスタートダッシュがきれるよう、また頑張りましょう!