ディーリング銘柄として注目
寄り付きは8013円でスタート。再度8040円。
4月24日(水)の終値は7954円。
高く寄り付くようであれば、押し目を狙うことがお薦め。寄り付き前の気配を見ながら、場中の緩んだところを拾うように心がけたい。
直近の株価は、4月17日に年初来高値8200円を付けた後もしっかりとした展開。
今週は4月26日に決算発表予定。2020年3月期は、引き続き主力のITサービスは好調を持続し、間接部門のリストラや国内工場再編、欧州事業の展開国削減など構造改革の進展で業績も好調持続の見込み。
10連休を控えて上値も重くなることが予想されるため、今は押し目を狙って小幅な短期鞘取りを行うことが良さそう。
ディーリング銘柄と割り切って、利益確定もロスカットも早めに行っていきましょう。
資金は短期ディーリング銘柄用と大化け期待銘柄用に分け、戦略もそれに合わせていくことがお薦めです。
短期の鞘取りについて一部誤解している方もいらっしゃるようですので、注意事項として触れておきます.
短期の鞘取りとは1日や1週間で数%の利益を取る(鞘を抜く)ために買って売って、損益を確定していくことを指します。買って売っての鞘が小さく、1%でも2%でも利益は利益です。小幅な鞘取りを目的とした売買です。勿論、ロスカットもこまめにすることが求められます。
短期鞘取りで買うということは、すぐに売るということを前提とした買いです。いわゆるトレーディングの目的です。値動きがあれば対象は幅広くあります。
一方、大きな値幅取りとは20%や50%、2倍3倍などの大きな利益を確定していくことを指します。
こちらの買いは保有を前提とした買いです。厳選して今買うべき対象を厳密に選ぶ必要があります。そうでないと、保有すればするほど格差が生じてしまうからです。
両者は売買の仕方も、銘柄も、保有期間も、売買の頻度も、大きく異なりますので、この二つは区別することが重要です。
資金も銘柄も分けることがお薦めです。