米ナスダックが約8ヶ月ぶりに最高値を更新しましたが

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最新投稿日時:2019/04/24 19:22 - 「米ナスダックが約8ヶ月ぶりに最高値を更新しましたが」(斉藤紀彦)

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米ナスダックが約8ヶ月ぶりに最高値を更新しましたが

著者:斉藤紀彦
投稿:2019/04/24 19:22

大型連休を控えて買い手控えムードは高まっています

日経平均は-59円安の22200円と4営業日ぶりに反落しました。

朝方は、米国株高を受けて高く始まると寄り付き直後には高値で+103円高の22362円まで上昇しましたが、その後は先物売りから下落に転じました。

後場に入ると、昼休みの時間帯に上海株が下げ幅を広げたことから先物にまとまった売りが出て、安値では-134円安の22125円まで下落しました。

売り一巡後は、上海株が切り返したこともあって下げ幅を縮小しましたが、戻りは限定的でした。

大型連休や主要企業の決算発表本格化を前に買い手控えムードが強まるなか、政府による景気刺激策への期待が後退したとして上海株が一時軟調に推移したことが投資家心理を冷やしました。

東証1部の売買代金は2兆3229億円、騰落銘柄数は値上がり547銘柄、値下がり1510銘柄、日経225採用銘柄では値上がり34銘柄、値下がり186銘柄でした。

ファーストリテが1銘柄で日経平均を約40円押し上げています。

日経ジャスダック平均は5営業日ぶりに反発、東証マザーズ指数は続伸しました。

日経平均のテクニカル指標は、高値圏を示唆するものが減りました。

きょうも先物の短期売買に振らされる展開となりましたが、ファーストリテの上昇が日経平均を下支えするなか、米ナスダックが約8ヶ月ぶりに最高値を更新したことも押し目買いを誘う材料となりました。

ただやはり金曜日の米1-3月期GDP、26日から27日の日米首脳会談、5月1日まで開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)、3日の米4月雇用統計など、日本の大型連休中に重要イベントが続くだけに、その間何も売買ができない日本株を積極的に売買する動きにはなりづらいと思いますので、目先の上値はかなり重いと思います。

引き続き、上がる場面があれば利益確定売りでポジションを軽くしておく方がいいと思います。
斉藤紀彦
ザイナスパートナー株式会社 代表取締役社長
配信元: 達人の予想

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