「ポジション調整」を意識も、「押し目買いチャンス」…!?

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最新投稿日時:2019/04/08 10:44 - 「「ポジション調整」を意識も、「押し目買いチャンス」…!?」(武市佳史)

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「ポジション調整」を意識も、「押し目買いチャンス」…!?

著者:武市佳史
投稿:2019/04/08 10:44

◆“上値トライ”は不発 - 米雇用統計は“インパクト”なし

※ご注意:予想期間は4月9日と表示されていますが、本日(4月6日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


注目の米雇用統計は「マチマチ(NFP:+19.6万人に上振れ、失業率:3.8%は横ばい、平均時給:+0.1%と下振れ)」という結果に終わりました。
発表直後は“上下”に振れたものの、“インパクト”はなく、“年初来高値(3/5高値:112.134円)”はおろか“112円回復”も達成できず、先週の取引を終えています。

◆本日は“上値の重さ”がより意識される…?

テクニカル的には“200日移動平均線(本日は111.489円)”を上回って引けた格好ですので、引き続き“下値が堅い”が期待される局面といえます。
ただし今週は「欧州(EU臨時首脳会議/Brexit期限/ECB理事会)」に目が向かいやすいスケジュール感だけに、ファンダメンタルズ的には“上値の重さ”をより意識せざるを得ないところがあります。
そうした中で“上値トライは不発”に終わった直後ということを考えれば、本日に関しては“上値の重さ”がより意識される…?

ドルそのものに「大きな変化はない」と見ますので、「基本は膠着」「大きくは崩れない」との見方は変わっておりません。
しかし本日に関しては「ポジション調整先行」を意識し、その上で「押し目買いチャンス」を狙いたいと考えます。
前記“200日移動平均線”では概ね支えられると見ますが、瞬間的に“4/4安値(111.336円)/4/3安値(111.208円)”辺りまで突っ込まないか…?
いや、そこまで見るのは欲張り過ぎか…?

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:112.660(18/12/19-20高値、50月移動平均線)
上値4:112.134(3/5高値、+2σ)
上値3:112.017(200週移動平均線、ピボットハイブレイクアウト、大台)
上値2:111.918(3/6高値、3/15高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:111.821(4/5高値、ピボット1sレジスタンス)
前営業日終値:111.693
下値1:111.576(4/5安値、+1σ、週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット1stサポート)
下値2:111.489(200日移動平均線、ピボット2ndサポート)
下値3:111.336(4/4安値、ピボットローブレイクアウト)
下値4:111.208(4/3安値、50週移動平均線)
下値5:111.082(20日移動平均線)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

11:37 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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