今夜から明朝の注目材料は＝外為どっとコム総研 神田卓也

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は、新元号発表に伴うご祝儀相場で日本株が続伸した事や、米債利回りが上昇した事などから、3月20日以来12日ぶりに111.10円台まで上値を伸ばしました。この後の欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

4/1（月）
16:50　仏3月製造業PMI･改定値
16:55☆独3月製造業PMI･改定値
17:00　ユーロ圏3月製造業PMI･改定値
17:30☆英3月製造業PMI
18:00　ユーロ圏2月失業率
18:00☆ユーロ圏3月消費者物価指数（HICP）･速報値
21:30☆米2月小売売上高
22:45　米3月製造業PMI･改定値
23:00☆米3月ISM製造業景況指数
23:00　米2月建設支出
23:00　米1月企業在庫
28:10　ポロズ･カナダ中銀総裁、講演

4/2（火）
09:30 豪2月住宅建設許可件数
12:30☆RBA政策金利発表

※☆は特に注目の材料

アジアタイムの中国3月財新製造業PMIは予想以上の好結果でした。欧州タイムは、速報値が約6年半ぶりの低水準に沈んだ独3月製造業PMIの改定値に注目です。そして米国タイムは米3月ISM製造業景況指数に注目しましょう。米2月小売売上高も重要統計ですが、米景気の先行きを占う上ではISM製造業景況指数のほうがより重要となりそうです。なお、市場予想によると、前月（54.2）から小幅に上昇して54.5となる見込みです