＜4/1～4/5＞ 来週の日経平均の動き

4月相場入り

来週から4月に入りますが、季節の変わり目で新たに一年が始まるようでフレッシュな感じになりますね。

新元号も発表され平成から新しい時代への変わり目にもなり、4月はいろいろな意味で新しい気持ちに切り替わるタイミングですね。

そんな中相場の方も4月相場は転換点を迎えそうです。

変化日まで後数日ありますが、そこを越えると短期トレンドは上昇する流れに入ります。

次の目標となる変化日は4月末で23000円近くを示していますが、ここまで上昇することはテクニカル的にはありえないので、もっと手前でピークをつけることになります。

テクニカル的には22000円まで行けば短期では上がり過ぎの位置ですが、この変化日が高いところにある分オーバーシュートも含めて22000円～22500円あたりまではあり得る範囲です。

下値抵抗ラインも右肩上がりになるので、下値もしっかりしてくるので、4月相場は綺麗な上昇トレンドに入っていくことでしょう。

大きな波風が立たなければ、4月前半はかなり安定した上昇が見込めるように思います。

ただ、いくつかこの上昇には注意すべきことがあります。

まず、次の4月末の変化日以降は下降トレンドに入ることが確定しているため、5月相場は調整に入ることが分かっています。

そのため、上昇相場につれて高値を買っていくと、思わぬ高値掴みをしてしまうことになるので、押したところを買って短期で利確していく必要があります。

また、NYダウのチャートは一足先に3月半ばでピークをつけて4月末に向けて短期で下降トレンドに入っています。

4月半ばに控えたイギリスのEU離脱に関する思惑や、GWの10連休をどうポジションをとるかなど、投資家心理としても難しいイベントが控えていることもあるので、4月前半である程度上がったところでは利益確定しておくのが良いでしょう。

とはいえ、新元号と天皇即位などのご祝儀的な上げにも期待したいところです。

相場を月間天気予報で表すならば、4月は晴れのち曇り、5月は雨といったところでしょうか。

いろいろありそうな4月相場ですが、チャートをしっかり分析して流れに乗っていきましょう。