株価は上昇基調継続。まだまだ上がる？【2019/03/04-2019/03/08】

ムダな売買を避けてトレンドフォロー戦略を

日経平均株価は3月1日金曜日、2万1,602.69円で取引を終えました。前回「足元は緩やかな上昇トレンドが継続中。短期的にはそろそろ新たなトレンドに向けて動き出す可能性がある」と解説しました。
株価は上昇基調が続き、目標株価程度まで上昇して取引を終えました。

米国の株式市場も底堅い週でした。
ドル円相場はドル買いが進んだ週でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、足元は緩やかな上昇トレンドが継続していて、上値抵抗線近辺での推移が続いています。ただ、テクニカル指標で過熱感も出ているためか、高値警戒感もあって株価は動きづらい状況が続いています。
目標上値は2万1,850円、下値は2万0,800円、それぞれプラスマイナス250円とします。
今週はメジャーSQが控えていることや、CMEの日経平均先物は2万1,765円をつけているところを踏まえると、ボラティリティが高まる可能性を想定しておきたいところです。
「半値戻しは全値戻し」という言葉もあります。新トレンドが発生したら、トレンドフォロー戦略がいいでしょう。ただし、足元は過熱感がありますから、その点には注意して機械的な売買は心掛けましょう。値ごろ感からのムダな売買は避けたいところです。