フェローテックホールディングス<6890>は14日、2019年3月第3四半期(2018年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.2%増の675.01億円、営業利益が同9.4%増の78.45億円、経常利益が同19.7%増の75.61億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同1.8%減の35.43億円となった。
半導体等装置関連事業の売上高は前年同期比21.9%増の413.71億円、営業利益は同31.5%増の74.58億円となった。半導体メーカー及び製造装置メーカーから需要がある石英製品、ファインセラミックスなどのマテリアル製品の販売は一定の水準で推移した。
電子デバイス事業の売上高は前年同期比2.4%増の95.94億円、営業利益は同21.3%減の18.12億円となった。主力のサーモモジュールは、自動車の温調シートのほか、医療検査装置、バイオ機器、家電(理美容品)向けの販売が計画通りとなり、パワー半導体用基板も堅調に推移した。
太陽電池関連事業の売上高は前年同期比59.9%減の63.57億円、営業損失は13.11億円(前年同期は6.26億円の損失)となった。太陽電池市況ではパネル価格の下落が続いており厳しい事業環境となった。このため同社グループでは、同事業の不採算である自社販売から撤退しOEMに特化するため、生産ラインから対象となる製造設備等を区分して減損処理を実施した。
2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.5%増の920.00億円、営業利益が同16.2%増の98.00億円、経常利益が同18.7%増の85.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同97.9%増の53.00億円とする11月発表の業績予想を据え置いている。
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半導体等装置関連事業の売上高は前年同期比21.9%増の413.71億円、営業利益は同31.5%増の74.58億円となった。半導体メーカー及び製造装置メーカーから需要がある石英製品、ファインセラミックスなどのマテリアル製品の販売は一定の水準で推移した。
電子デバイス事業の売上高は前年同期比2.4%増の95.94億円、営業利益は同21.3%減の18.12億円となった。主力のサーモモジュールは、自動車の温調シートのほか、医療検査装置、バイオ機器、家電(理美容品)向けの販売が計画通りとなり、パワー半導体用基板も堅調に推移した。
太陽電池関連事業の売上高は前年同期比59.9%減の63.57億円、営業損失は13.11億円(前年同期は6.26億円の損失)となった。太陽電池市況ではパネル価格の下落が続いており厳しい事業環境となった。このため同社グループでは、同事業の不採算である自社販売から撤退しOEMに特化するため、生産ラインから対象となる製造設備等を区分して減損処理を実施した。
2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.5%増の920.00億円、営業利益が同16.2%増の98.00億円、経常利益が同18.7%増の85.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同97.9%増の53.00億円とする11月発表の業績予想を据え置いている。
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