明日の為替相場見通し＝ＮＹダウの動向が焦点に

　今晩から明日にかけての外国為替市場は、ＮＹダウなどの動向が焦点となり１１０円後半に上昇したドルがどこまで上値を試すかが注目される。予想レンジは１ドル＝１１０円００～１１１円２０銭。

　この日は、「米政府の再閉鎖回避に向け原則合意」との報道を受け、ドルは一時１１０円６０銭台まで上昇。トランプ米大統領が合意案を支持するか、などの不透明要因は残るが、ＮＹダウが上昇すれば、ドルは一段高となる可能性もある。今晩はパウエル米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長の講演があるが、金融政策への直的の言及はない見通し。１１０円ラインの抵抗線を抜けてきたドル高の勢いが続くかどうかが関心を集めている。


出所：minkabuPRESS