まだ「巻き戻し」の一環…!?

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

最新投稿日時:2019/02/04 10:41 - 「まだ「巻き戻し」の一環…!?」(武市佳史)

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

まだ「巻き戻し」の一環…!?

著者:武市佳史
投稿:2019/02/04 10:41

◆好内容の米雇用統計を機に反発

※ご注意:予想期間は2月5日と表示されていますが、本日(2月4日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


「イメージは下方向」へと傾斜する中、好内容の米雇用統計(+30.4万人)を機に、ドル円は反発に転じました。
その後のISM製造業景況指数(56.6)/ミシガン大消費者態度指数(91.2)も強めとなり、“109.60円手前”へと値を戻していきました。

◆ここから上は「新たなドル買い要因(もしくは円売り要因)が必要」…!?

期待通りの動きといえますが、一方で現時点では「あくまで巻き戻し」と見るのが自然です。
FOMC後の下落幅を“ドル円は埋めた”格好になりますが、“米10年債利回りはまだ”であることを考えれば、単純に「底打ち⇒反発」と見るのは早計だからです。
ただ冒頭で記した「イメージは下方向」に染まっていた状況を考えれば、「もう一段の巻き戻し」は十分可能…?

“109.70-110.00円”にはドル売りオーダーが観測されていますので、大台突破には「新たなドル買い要因(もしくは円売り要因)が必要」と考えられます。
このため「(ここからの上値追いは)おいそれとはいかない」と見るのが自然ですが、引き続き「戻り売りではなく、押し目買い」で臨みたいところです。
“株高に伴うリスク選好⇒円売り”の持続性を確認しつつ、「高いところはついていかない」ようにしながら…。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:110.085(週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:109.996(1/23高値、1/25高値、大台)
上値3:109.795(1/24高値、1/30高値、週足・一目均衡表基準線、ピボット1sレジスタンス)
上値2:109.683(週足・一目均衡表先行スパン下限)
上値1:109.576(2/1高値)
前営業日終値:109.496
下値1:109.397(週足・一目均衡表転換線)
下値2:109.247(日足・一目均衡表転換線)
下値3:109.105(20日移動平均線)
下値4:109.000(大台、1/31~2/1の50%押し、ピボット1stサポート)
下値5:108.910(1/31~2/1の61.8%押し)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

11:20 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

みんかぶおすすめ