まだ「方向感は定まらず」、ただ本日は「幾分、反発優勢」…！？
◆方向感定まらず － 109円台で揺れ動き
※ご注意：予想期間は1月24日と表示されていますが、本日（1月23日）の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
“109.50-30円のドル買いオーダー”を割り込むなど、昨日は“株安⇒円高”が想定以上に進行した印象があります。
しかし“109.145円”で下げ止まり、すぐに“109円半ば”へ押し戻した動きを見ると、まだ「方向感は定まっていない（膠着）」と考えられます。
◆決定的な材料が跳び出す可能性は低い…？
本日は日銀金融政策決定会合が予定されていますが、“現状維持”＆“（展望リポートの）物価見通し引き下げ”はすでに織り込まれた印象があります。
“無風通過”が濃厚であり、そうなるとBrexitの代替案・再採決（29日）/FOMC（29-30日）/米中通商協議（30-31日）を控えた状況では、「決定的な材料が跳び出す可能性は低い」と見るのが自然です。
「思惑による揺れ動きはあっても、方向感は定まらない」と見て、もうしばらく臨む必要がありそうです。
ただし「下押した翌日」であることを踏まえれば、本日は「幾分、反発優勢」…？
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5：110.042（週足・一目均衡表先行スパン上限、大台）
上値4：109.891（1/18高値、※12/26～1/3の76.4％戻し水準、ピボット2ndレジスタンス）
上値3：109.761（1/21高値、週足・一目均衡表基準線）
上値2：109.690（1/22高値、週足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット1sレジスタンス）
上値1：109.561（週足・一目均衡表転換線）
前営業日終値：109.338
下値1：109.145（1/22安値、20日移動平均線）
下値2：109.057（1/18安値、1/10～1/18の38.2％押し、ピボット1stサポート）
下値3：108.971（日足・一目均衡表基準線、大台）
下値4：108.891（1/10～1/18の50％押し、日足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート）
下値5：108.685（1/17安値）
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析！マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
11:03 ドル円 抵抗・支持ライン追加
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