ドル/円、109円の攻防へ
ドル/円は、米中高官級通商協議の準備会合開催を米国が拒否したとの報道を、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が否定した事で下げ渋っているが依然として109円台前半にとどまっている。株安の流れが本日も続けば109円台を割り込む可能性があろう。日足一目均衡表の転換線(108.94円前後)がサポートとなるか注目したい。
なお、本日は日銀が金融政策決定会合の結果と展望リポートを発表する。物価見通しの引き下げ(下方修正)が見込まれている。ただ、日銀の政策余地(追加緩和の余地)は乏しいとの見方が強い事から、市場が下方修正に反応する公算は小さいだろう。