14日の米国市場では、NYダウが86.11ドル安の23909.84、ナスダック総合指数が65.56pt安の6905.92、シカゴ日経225先物が大阪比225円安の20095円。15日早朝の為替は1ドル=108円台前半で推移し、11日午後3時時点に比べてわずかに円高。本日は米株安を受けて前週末に値上がりした輸出関連銘柄を中心に反落が予想される。昨年12月の中国貿易統計で輸出が落ち込んだため、世界景気の減速懸念から電子部品や素材など幅広い銘柄に売りが出そうだ。ただ、米長期金利の上昇がメガバンクなど金融株の下値を支えよう。日経平均の2万円以下の水準を割安圏とみなす雰囲気が強いほか、午後には日銀のETF(上場投資信託)購入も見込まれ、下値は堅そうだ。一方、強気の投資判断が観測された三井化学<4183>、共英製鋼<5440>などに注目。
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