議事録受けややドル売りの反応も動き限定的 辛抱強くなれる=NY為替
日本時間の4時に公表されたFOMC議事録を受けて、為替市場はややドル売りで反応している。議事録では、追加利上げに辛抱強くなれると多くが判断していることが明らかとなった。全体的に追加利上げが適切としているものの、金利は中立水準の下限近くになったとしており、規模と時期の明確さが薄れたとも言及している。
今回の議事録は先週のパウエルFRB議長の発言以降のFOMCメンバーからのややハト派色の強い発言に沿った内容ではあった。
発表後にドル円は108円台前半、ユーロドルは1.1550ドル付近まで上昇したものの、きょうは事前にドル売りが強まっていたことで材料出尽くし感もあり、公表後のドル売りの動きは限定的となっている。
USD/JPY 108.31 EUR/USD 1.1532
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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