ドル/円、100日線の攻防は延長ラウンドへ
ドル/円は、112.40円台でクローズしており、5月以降の上昇トレンドをサポートしてきた100日移動平均線をかろうじて維持。昨日のレポートで注目ポイントのひとつに挙げていた、サポートラインを巡る攻防は本日の延長ラウンドに入る事になった。材料面では、日銀の金融政策発表と黒田総裁の記者会見が行われるが、政策変更への期待はゼロと言ってよく、無風通過の公算が大きい。ドル/円は、株価動向を睨みながらの相場展開が続きそうだ。なお昨日は、NYダウ平均とS&P500がともに年初来安値を更新しており、本日のアジア株への影響が注目される。