SQ通過し大納会へ向けて上昇
急にまた寒くなり、都心でも雪が降りそうなくらいの寒さです。
外は寒いですが、建物の中や電車では、たまにすごい暖房がきいててものすごい暑さになっていることもあり、温度差のある中を行き来していると風邪をひいてしまいそうです。
ものすごい暑いよりは適度に少し涼しいくらいの寒さの方が頭が冴えて好きなのですが、その辺の加減はなかなか難しいですね。
さて、今週の日経平均は12/13がメジャーSQだったため、指数は先週から大きく乱高下していました。
毎日のように日経平均が±500円動いたりするハイボラティリティーな相場なので、なかなか売り時と買い時が難しいところです。
こういうときは、短期のデイトレードには合っていますが、スイングトレード、特にレバレッジを効かせた信用取引や先物をやっているとあっという間に含み損が膨れ上がったりしますので、資金管理が重要になってきます。
当たり前のことですが、全資金を全て使って仕掛けをすると、ちょっと逆に言った時に追証が発生してしまいます。
ボラティリティーが高くなったときは、自分の資金量と許容できるドローダウンを考えて資金配分を変えなければいけませんが、このあたりの感覚は個々人で異なるため、難しいところです。
仮に、株価がこの日までにいくらになるというゴールはわかっていたとしても、個々の資金管理によっては利益になる人もいれば損する人も出てきます。
そうならないためには、ある程度の余力を残すことを心がけて大きなロットで勝負をかけないということに尽きると思います。
システムトレードをやっている方にはよくわかると思いますが、株価が上がるか下がるかを予測するよりも、資金管理をいかにうまく行うかが実運用では重要なのでよく意識しておいてください。
さて、SQを通過して相場はようやく安定した動きに入っていきそうです。
SQ通過後に大きく下げた形となりましたので、ここから更に下にもう一段下がることを警戒する見方が多いかもしれませんが、以前からお伝えしているように12月の変化日は月末に22500円、1月半ばに23500円にありますので、当面は下を意識する必要はなく上を目指す流れにあります。
短期でも先週から上昇期間入りしているため、一時的に下がったとしても21000円を割れるような可能性は極めて低いので大きく下がるところがあれば買い目線で見ています。
問題はこの先一カ月くらいの上昇でどこまで上げることができるかの方が気になるところで、弱い場合は22500円に達するくらいが戻りの限界となって終わってしまうかもしれませんし、強い場合は23500円を目指しますが、越えることはできないので、どこまで近づくことができるか様子を見ながらになります。
いずれにしろこの上昇も短期的なものなので、イグジットするタイミングはあらかじめ想定しておかなければなりません。
上がってくると強気に買い上がる、というこれまでの上昇相場と同じ感覚で買い向かうと、今の下落相場では買ったところが天井掴みになってしまうので、高いところをついていくのは注意しましょう。
来週は引き続き月末に22500円を目指した上昇トレンドが続きます。