昨日のドル/円は、弱含みの展開となり、NYタイムには113.30円前後まで下落する場面もあった。今朝にかけてやや値を戻しているが、一時的とはいえ113円台半ばのサポートを割り込んだ事で、改めて114円台の上値の重さが鮮明化しそうだ。世界的に株価が不安定化する中、20日移動平均線が通る113.00円台前後までの調整があってもおかしくないだろう。なお、本日のNYタイムには米10月小売売上高が発表される。ここまで好調を維持してきた米景気の先行きに不透明感が生じつつある中、米国経済を支える個人消費の腰の強さを確認できるか注目が集まりそうだ。
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