ドル/円、114円台半ばの壁に挑む
ドル/円は、10月4日に付けた114.55円前後の年初来高値を視界に捉えている。これを上抜ければ、10月の世界同時株安で失った上げ幅を全て取り戻す事になる。114円台半ばは、大きな節目の115円に向けた最終関門と言えそうだ。
ただ、今週のドル/円は日足ベースで「陰線知らず」の上昇を続けてきた。週末を控えて調整が入ってもおかしくないタイミングだろう。また、米長期金利の上昇によって、再び株価が値崩れを起こさないか気になるところでもある。昨日のFOMC後も米国株は大きく崩れる事はなかったが、主要国の株価動向は念のため気にしておきたい。