ドル/円、日米金利差が支えに
本日のFOMCについては、政策変更なしの公算で、焦点は12月(次回)の利上げに関する手掛かりとなる。7日時点の12月利上げ確率(米金利先物市場の織り込み度合い、FedWatch)は75%程度であり、市場は利上げを確信するまでには至っていない様子。FOMCが12月利上げに前向きな姿勢を示せば、ドル/円にも上昇余地があると言えるだろう。ただ、長期金利の上昇が株価の下落を誘えば、(ドル買いよりも)円買いが強まりかねない点には注意したい。FOMC後は、米金利や米株の動向にも目配りが必要となろう。