ETF売買動向＝30日前引け、Ｈ株ベア、ハンセンベアが新高値

　30日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比2.1％増の1834億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同1.7％増の1763億円だった。

　個別では日経４００インバース <1471> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> が新高値。Ｏｎｅ　ＥＴＦＪＰＸ日経４００ <1474> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　ＥＳＧ <1498> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ新興国株式 <2520> 、上場インデックスファンド海外新興国株式 <1681> 、ＭＡＸＩＳ　ＪＰＸ　日経中小型株指数上場投信 <1492> など32銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> は6.07％安、ＥＴＦＳ　銅上場投資信託 <1693> は4.11％安と大幅に下落。

　日経平均株価が166円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1112億300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1389億7700万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が385億8700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が103億円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が48億100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が26億9100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が19億200万円の売買代金となった。

株探ニュース