エスティック、今期経常を28％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も16円増額

　エスティック <6161> [東証２] が10月22日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の12.9億円→16.5億円(前期は12.6億円)に28.1％上方修正し、増益率が2.7％増→31.6％増に拡大し、従来の8期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の7.1億円→10.3億円(前年同期は6.2億円)に45.4％上方修正し、増益率が13.6％増→65.1％増に拡大し、従来の5期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の67円→83円(前期は65円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　【第２四半期(累計)連結業績予想】売上高につきましては、ナットランナが当初計画を大幅に上回り、全体としても当初計画を上回る見込みとなりました。各利益につきましては、利益率の高いナットランナの販売が当初計画を上回ったことにより当初計画を大幅に上回る見込みとなりました。【通期連結業績予想】下期の売上高につきましては、ナットランナの受注が上期の好調を維持することが予想されることから、当初予想を上回る予想といたしました。各利益につきましても、利益率の高いナットランナの売上高の増加が見込まれることから当初予想を上回る予想といたしました。

　　当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして認識しており、安定した配当を継続的に実施していくことを基本方針としております。　今回業績が当初予想を上回る見込みとなりましたので、今後の海外市場展開強化に伴う投資及び開発投資の増加が見込まれるなか、内部留保の確保を勘案しつつ配当予想も修正いたします。(注)上記の予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業　　　績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。