ソフトバンクグループが下値模索、商い高水準もサウジリスクで売り優勢が続く
ソフトバンクグループ<9984.T>が3日続落と下値模索の動きにある。株価は寄り後早々に前日比291円安の9239円まで売り込まれ、その後下げ渋る動きをみせているとはいえ上値は重い。売買代金は東証1部上場銘柄のなかで断トツの水準をこなしている。サウジアラビアと米国との関係悪化にとどまらず、世界的にサウジと距離を置く動きが強まるなか、同社が同国と共同で立ち上げている巨大ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の今後にも暗雲が立ち込めている。ソフトバンクグループの株価は9月28日の年初来高値1万1500円から2200円強の大幅な調整をいれた水準にあり、「値ごろ感から個人の短期資金などがリバウンド狙いで買いを入れている」(国内ネット証券)状況にある。
出所:minkabuPRESS
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