過熱感の落ち着きを待つ戦略で
株価は高値を更新、想定レンジ内で取引を終えました。
米国の株式市場は、ニューヨークダウとナスダックは高値圏にありますが、調整した一週間でした。
ドル円相場はドルが買われた一週間でした。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを分析する限りでは、株価は高値更新が続き、10月2日には2万4,448.07円まで上昇しました。過熱感が高まっていたことで利益確定の売りが出たようで、調整に転じました。
目標上値は2万4,050円、下値は2万3,050円、それぞれプラスマイナス200円とします。
9月から上昇トレンドが継続していましたが、足元は下降トレンドに転換しました。高値更新の状況が続いて過熱感が出ていましたから、トレンド転換で利益確定の売りが出ることは当然の流れでしょう。
とは言え、足元は過熱感から調整しているので短期はともかく、中長期的に見れば先高観のあるトレンドが継続しています。株価の調整がある程度行われればリバウンドを狙う売買戦略、また、リバウンド狙いが難しい場合には波動の押し目を狙う売買戦略でよいでしょう。
11月に米国では中間選挙が行われます。しばらくは米国の株式市場の動向に注意を払っておきたいところです。ポジションの回転を利かせ、しっかりと利益を確定するようにしましょう。