利益確定に押された株価。今後は上がる？下がる？【2018/09/10-09/14】

保ち合いレンジに押し戻される

日経平均株価は9月7日金曜日、2万2,307.06円で取引を終えました。前回「足元では上昇トレンドが継続しているが、2万3,000円台では利益確定売りに押されている」と解説しました。
株価は利益確定売りに押され、目標株価の範囲以上に下落した一週間でした。

米国の株式市場は、ニューヨークダウとナスダックともに調整した一週間でした。
ドル円相場は小動きの一週間でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、2万3,000円台では利益確定売りに押され、足元では下落トレンドに転換しました。
三角保ち合いを上に抜けて上昇するかと思われましたが、結局三角保ち合いのレンジに戻る結果となりました。騙しなのかの判断はもう少し時間が必要でしょう。
目標上値は2万2,800円、下値は2万2,000円、それぞれプラスマイナス250円とします。
今週はメジャーSQ週ですので、値幅が大きくなることも想定しておいて損はないでしょう。
東証マザーズ指数はなんとか1,000ポイント台を維持する状況です。戻り売りのトレンドが変わったわけではありませんから、しばらくは逆張り戦略の短期売買が中心でよいでしょう。