米ドル/円チャート分析
上図チャートの注目メルクマールは・・・BB(ボリンジャーバンド)の動向。
17日時点では、BB・±2σラインが21日MAに向かって収縮する、いわゆる“スクイーズ”となっており、これは即ち「相場の力を溜め込む時間帯」であることを表しています。次なるフェーズである、“エクスパンション”(=BBの拡張)があった場合は、上下へのブレークスルーが想定されますが、17日時点の各メルクマールを概括すると、現在は【下抜けブレーク】に向けた準備の時間帯であると捉えた方がよさそうです。
これからの時間において、仮に遅行スパンがローソク足を下放れ(=逆転)し、同時に、ローソク足が8/13時安値(=110.12円、上図赤色三角印)を終値レベルで割り込むような形となった場合は、米ドル/円の下降モメンタムが強まる可能性も視野に入れるべきでしょう。