■株主還元策
ソルクシーズ<4284>は株主還元策として従来、安定配当を基本方針とし、別途、株主優待(お米の贈呈)を実施してきたが、2018年6月末を持って、株主優待制度を廃止し、配当による利益還元をより充実させていく方針を明らかにした。この方針変更に伴い、2018年12月期の1株当たり配当金については従来から2.0円増配となる10.0円(配当性向31.5%)となる。株主優待では6月末、12月末の株主(200株以上保有)に対して国内産コシヒカリを贈呈してきたため、個人株主にとっては一時的に利益還元が減少することになるが、今後は収益の拡大に応じて配当成長が期待できるため、中長期的に見ればプラスになるものと考えられる。
■情報セキュリティ対策
同社グループでは、業務特性上、顧客情報を取り扱っており、情報漏えい事故等が発生した場合は、グループの信用が損なわれ業績に影響を及ぼす可能性がある。こうしたリスクに対して同社グループでは、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証を取得し、情報セキュリティ基本方針を定め、従業員への遵守・徹底を図るなどにより情報漏えいリスクの軽減を図っているほか、最悪の事態に備えて情報漏えい賠償責任保険にも加入している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MH>
ソルクシーズ<4284>は株主還元策として従来、安定配当を基本方針とし、別途、株主優待(お米の贈呈)を実施してきたが、2018年6月末を持って、株主優待制度を廃止し、配当による利益還元をより充実させていく方針を明らかにした。この方針変更に伴い、2018年12月期の1株当たり配当金については従来から2.0円増配となる10.0円(配当性向31.5%)となる。株主優待では6月末、12月末の株主(200株以上保有)に対して国内産コシヒカリを贈呈してきたため、個人株主にとっては一時的に利益還元が減少することになるが、今後は収益の拡大に応じて配当成長が期待できるため、中長期的に見ればプラスになるものと考えられる。
■情報セキュリティ対策
同社グループでは、業務特性上、顧客情報を取り扱っており、情報漏えい事故等が発生した場合は、グループの信用が損なわれ業績に影響を及ぼす可能性がある。こうしたリスクに対して同社グループでは、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証を取得し、情報セキュリティ基本方針を定め、従業員への遵守・徹底を図るなどにより情報漏えいリスクの軽減を図っているほか、最悪の事態に備えて情報漏えい賠償責任保険にも加入している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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