薄商いの市場で短期資金の流入に注目
時価総額:121.85億円
PER:7.61倍
PBR:1.67倍
独立系の建設コンサル会社で調査測量、区画整理など地理情報システムを主軸としている。民需を取り込み、防災・インフラ維持管理に注力。
7月に発表済みの本決算では、増収増益での着地から今期はほぼ横ばい予想となっている。一方で、利益率は拡大しており、純利益の拡大から4円の増配見通しを発表している。重点分野の都市再生業務、環境関連業務等で受注堅調であることから減益予想を一転して業績上振れの期待感を残している。
株価は600円から700円のレンジで推移しているが、足元では全体の地合い悪化に逆行高する動きを見せる。先週末から出来高も増加傾向にあることから、保ち合い上放れの機運が高まっているように見える。一目均衡表では三役好転が示現していることから、一気に上値を伸ばしてくる可能性もありそうだ。
10:40追記 8/7に株主還元方針の変更を出している。連結当期純利益の概ね30%を配当原資→(株主還元拡充の観点から)総還元性向50%程度を当面の目処としている。