テイカが急騰、4~6月期は機能性化学品好調で2ケタ増収増益
テイカ<4027.T>が急騰、2300円台で収れんする5日・25日移動平均線を足場に一気に上放れてきた。貿易摩擦問題はあるものの、好調な経済をバックとした米国のインフラ投資需要が素材関連銘柄に見直し機運をもたらしている。きょうの日経平均はマイナス圏で推移するなど全体相場は冴えない動きにあるが、業種別指数で「化学」は33業種中トップに買われるなど、その片鱗をのぞかせている。そのなか、底値鍛錬の進んでいた同社株にも大口の買いが流入している。同社が8日取引終了後に発表した19年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高が119億600万円(前年同期比13.5%増)、営業利益は17億8400万円(同11.3%増)、最終利益は13億1300万円(同15.4%増)と2ケタ増収増益を達成した。機能性用途の微粒子酸化チタンや表面処理製品などの化学品が好調で収益を牽引、米国やアジアなど海外連結子会社の収益拡大も寄与した。
出所:minkabuPRESS
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