【これからの見通し】米中貿易摩擦よりも米欧金利差が注目されるか
【これからの見通し】米中貿易摩擦よりも米欧金利差が注目されるか
先週は様々なファクターが入り乱れる相場展開がったが、最もインパクトが大きかったのがECB理事会を受けたユーロドルの下落だった。週後半には米国が対中国関税の第一弾について発表し、7月6日から段階的に実施すると発表。これに対抗して中国も同規模の対米関税賦課を発表した。今後、株式市場の不安定さが増すようだと、リスク回避の面が広がる可能性があろう。
しかし、先週の相場の反応を見る限りはFOMCのタカ派姿勢に対するECBやその他先進諸国の慎重姿勢の対比が際立っていたといえよう。今週は英中銀金融政策会合が開催される。金利差相場が再び注目されそうだ。
そのなかで、週明けは経済統計発表がほとんど予定されていない。株式市場では、香港と中国が端午節の祝日のため休場。スロースタートとなっている。しかし、きょうから20日までECBフォーラムが開催される予定となっており、各国中銀高官が一同に会する。
きょうはドラギECB総裁の開幕あいさつが予定されている。また、新任のNY連銀総裁であるウィリアムズ氏の講演が予定されている。その他には、ボスティック・アトランタ連銀総裁の講演が予定されている。きょうのあいさつではドラギ総裁の踏み込んだ発言は手控えられそうだが、市場で米欧の金融政策のニュアンスを感じ取ろうと敏感になりそうだ。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
先週は様々なファクターが入り乱れる相場展開がったが、最もインパクトが大きかったのがECB理事会を受けたユーロドルの下落だった。週後半には米国が対中国関税の第一弾について発表し、7月6日から段階的に実施すると発表。これに対抗して中国も同規模の対米関税賦課を発表した。今後、株式市場の不安定さが増すようだと、リスク回避の面が広がる可能性があろう。
しかし、先週の相場の反応を見る限りはFOMCのタカ派姿勢に対するECBやその他先進諸国の慎重姿勢の対比が際立っていたといえよう。今週は英中銀金融政策会合が開催される。金利差相場が再び注目されそうだ。
そのなかで、週明けは経済統計発表がほとんど予定されていない。株式市場では、香港と中国が端午節の祝日のため休場。スロースタートとなっている。しかし、きょうから20日までECBフォーラムが開催される予定となっており、各国中銀高官が一同に会する。
きょうはドラギECB総裁の開幕あいさつが予定されている。また、新任のNY連銀総裁であるウィリアムズ氏の講演が予定されている。その他には、ボスティック・アトランタ連銀総裁の講演が予定されている。きょうのあいさつではドラギ総裁の踏み込んだ発言は手控えられそうだが、市場で米欧の金融政策のニュアンスを感じ取ろうと敏感になりそうだ。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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