【買い】オリエンタルランド（4661）8番目のテーマポート開業予定を発表◆あすなろCEO 大石やすし◆

8番目のテーマポート開業予定を発表

【業務内容】
東京ディズニーランド・シーを運営。入園者数世界有数。ホテルや商業施設なども展開。

【業績面】
4/26に発表の本決算では、連結決算は売上高4792.8億円（前の期比0.3％増）、営業利益1102.85億円（同2.5％減）、純利益811.91億万円（同1.4％減）で着地。今期は売上高5008.6億円（前期比4.5％増）、営業利益1134.7億円（同2.9％増）、純利益800.3億円（同1.4％減）と2期ぶりの営業最高益更新を見込んでいる。

【トピックスオピニオン】
2020中期経営計画で入園者数を恒常的に 3000万人とする目標達成を2020年度へと前倒し。注目したいのは来期以降、中期的な業績拡大局面を迎える可能性が高い。来期は集客効果の大きい「東京ディズニーリゾート35周年イベント」の開催が予想されるほか、東京ディズニーシーでは19年度導入予定で大型アトラクション「ソアリン（仮称）」の開発を行っている。入場者が「体験」にお金を使う「コト消費」の増加も追い風になる。
10/2には18年3月期上期（4～9月）の東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーの2パーク合計の入園者数が1477万5000人（前年同期比3.1％増）となり、4年ぶりに増加し、上期は東京ディズニーシーの新アトラクション「ニモ＆フレンズ・シーライダー」や、夏期スペシャルイベント「ディズニー・パイレーツ・サマー」などの新規コンテンツが人気。また、東京ディズニーランドの春のスペシャルイベント「ディズニー・イースター」など季節感あふれるスペシャルイベントも好評で、上期として過去3番目の入園者数となったとしている。

6/14にはウォルト・ディズニー社と「東京ディズニーシー大規模拡張プロジェクト」の基本計画で合意。約2500億円を投じ、東京ディズニーシー開業以来最大の面積を拡張し8番目のテーマポートを2022年をメドに開業すると発表している。