18日のドル/円は110円台後半でほぼ寄引同値の展開。一時は約4カ月ぶりに111円台に上昇したが、週末を控えて買いは続かず伸び悩んだ。日足チャート上に高値圏で気迷いを示す十字線が出現したのはやや気がかりな点だろう。ただ、週足は8連続陽線を記録しており、強い上昇トレンドが継続中だ。少なくとも52週移動平均線(110.36円前後)を維持している限り、トレンド転換の可能性は低い。なお、今週は990億ドル規模の米国債入札が行われるとあって、米10年債利回りが3%を割り込むような展開は想定しにくい。ドル/円も堅調を維持する公算が大きいと見る。
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