短期トレンドは上昇中
まだ五月なので、梅雨の時期になってこの暑さと高い湿度でじめじめしていたら、と思うと来月は憂鬱になってきてしまいます。
さて、相場の方は日経平均は依然として大型株が強く、リバウンド相場が継続しています。
一旦先週の段階で短期のトレンド転換したか上昇トレンド継続かを判断する節目の変化日があったのですが、判定となる株価がきわどいところでした。
今週の動きを見ればわかると思っていましたが、堅実に上に行ったことで、もう少し上を目指す可能性が出てきました。
この短期トレンドが継続して上昇するとしたら、最大で6月末に23800円あたりまで目指す可能性もあります。
もちろん、これは全てがうまくいった場合の最良ケースなのでここまで達する手前でピークはつけるでしょう。
そしてこの23800円というのは、大きな節目になっており、短期では上昇トレンドが継続していても、中期では下降トレンドに入っていることが3月の時点で確定しているため、ここより上に行くことはありません。
つまり、6月、7月、8月あたりまで考えた時には少なくとも23800円を越えていることはないということは示されているので、やはり短期での上昇は続いたとしても、あまり積極的に上値を追って買っていくことはリスクがあり、5月末に20500円を示す変化日があることからも、いつ短期トレンドも転換するかわからないので薄氷の中を歩いていくような感覚です。
もちろん、ここまで急落することはよほどのことがない限りありませんが、中期トレンドは下降に入っているだけに、短期的な上昇は戻り売りの目線で見ていく方が良いでしょう。
じわじわと堅調に推移している日経平均ですが、ここで大きな陰線が出るなど何かしらの変調が出てきた時は、トレンド転換の可能性が高いので、くれぐれも買いポジションの持ち越しは注意しましょう。