ＫＬａｂ[東1]（3656）は13週移動平均線がサポート、14年8月高値2454円奪回期待

　ＫＬａｂ[東1]（3656）は、前週18日に26円高の2323円と反発、56円高の2353円と買われ７月13日につけた年初来の高値2364円に迫りました。

　今月７日に今12月期業績予想の上方修正を発表済みで、好業績株買いが継続しています。

　6月13日にリリースした新作タイトル『キャプテン翼～たたかえドリームチーム～』の売上が当初計画を上回り好調に推移しているため、通期営業利益の予想レンジは従来予想の6～29億円から22～40億円に引き上げています。

　また、戦略変更に伴い、海外拠点のKLab Globalは最低限の維持コストのみ、KLabAmericaは2016年にスタジオ閉鎖済、KLabCyscorpionsは開発拠点の撤退を決定済、KLabChinaは強化と国際分業体制の見直し、海外拠点の整理を行っていますから、外部環境の影響を受けにくいゲーム関連として、逆行高が続く可能性はあります。

　チャート的には、週足で13週移動平均線（1859円）がサポートする形で保ち合いを形成しています。

　ただ、信用買残が1110万0700株と高水準が続いていますから、短期的に上昇する場面では利益確定売りに押され上値が重いと感じられますが、7月13日につけた年初来高値2364円を突破出来れば、上昇に弾みがつき14年8月高値2454円奪回も期待されそうです。

　まだ相場を出し切っていない、ゲーム関連として騰勢を強めるか注目度は高いと思われます。

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