日経平均は14年9ヶ月ぶり高値圏に到達！

いよいよ2万円がターゲットに！！

アベノミクスが始まってから2年数か月。ついに日経平均はサブプライムショック以前の高値である2007年7月の高値18,261円を7年7ヶ月ぶりに上回りました。
そして、2000年5月以来、実に14年9ヶ月ぶりとなる高値領域へと突入し上昇しています。

出所：http://finance.yahoo.com/echarts?s=%5EN225+Interactive

2015年2月20日時点での日経平均株価は、18,332円まで上昇。

ギリシャ問題を尻目に欧米の株価も堅調な展開で、好調な日本の企業業績への期待が株価の上昇に繋がっているようです。

現在の日経平均は3日連騰、TOPIXは5連騰、JPX400はなんと10連騰となっており、東証1部の売買代金は活況の目安とされる2兆円を18日連続で上回っています。

個別銘柄でも、トヨタを代表する200以上の有名企業が昨年来高値を更新している状況です。

ここ最近の株価の底堅さは、世界最大の年金の運用機関であるＧＰＩＦ（独立行政法人年金積立運用）や日銀のETFの買い入れを背景に、外国人投資家が日本株への投資を加速させています。

7年ぶりの高値を更新しても海外勢は日本株を買い越しており、今後も上昇のへの期待感が継続しそうです。

次の高値は2000年に付けたの20,833円がターゲットになっており、いよいよ節目となる2万円を捉えた格好となっています。

日経平均の上昇はどこまで？

ここで、昨年末に出ていた大手金融機関や投資ファンドの2015年6月までの株式市場の見通しを見てみましょう。

会社名	2014年末	2015年6月末
野村証券	17,500	21,000
大和証券	18,850	20,200
みずほ証券	18,000	19,500
ＳＭＢＣ日興証券	18,000	18,500
三菱ＵＦＪ投信	18,250	19,000
ミョウジョウアセット	14,000	9,000
いちよしアセット	19,000	20,000
パインブリッジ	17,500	18,300
しんきんアセット	18,000	18,500
大和住銀投信	－	22,000
ＢＮＰパリバ	－	20,000
中央値	18,000	19,250
平均	17,678	18,500
最高値	19,000	22,000
最低値	14,000	9,000

出所：bloomberg,mornigstar
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NFZACQ6K50YU01.html
http://www.morningstar.co.jp/event/1412/ms3/id003/

上記の金融機関の見通しを見る限り、中央値は2015年6月末で19,250円と今の18,300円（2015/02/20）よりもまだ1,000円近くも上昇する計算となります。
（2014年末の予想値段は参考値として掲載しています。）

やはり、サブプライムショック以前の高値を更新してきたことに加え、順調な企業業績やガソリン価格の下落、さらに個人消費の拡大が株価を押し上げる材料になっているようです。

また、昨年末の選挙で自民党が圧勝したことから日本の長期政権が確約され、消費税増税も見送りとなったことは海外の投資家から見ても大きいようです。
個人投資家の多くもこの株式市場の上昇で利益を上げており、先日は有名な個人投資家であるcisさんが5億円以上もの含み益があることがTwitter上で話題になっていました。

株式市場では「中央銀行に逆らうな」という相場格言があります。

今まさに、政府と日本銀行が一体となってアベノミクスを支えていることから、2015年も日本株の上昇はかなり期待できそうですね！

そしてNISAを上手に活用しつつ、2015年も株式市場で美味しい想いをしたいところです。

まだ株式投資を始めていない人は、早速口座開設からスタートです！

みんかぶが比較した証券口座ランキング発表!

>>みんなの株式：口座比較ランキング！！

株式投資初心者の方の為に、株式投資初心者入門サイト株式投資初心者入門サイトがオープンしました！

■みんなの株式：株式投資初心者入門
https://minkabu.jp/beginner/