為替円安方向継続でいよいよ25日移動平均線トライ
採算性の高い車載パワー半導体向けのテスター出荷が好調な他、新製品開発で競争優位性確保に積極的な取り組みが続く。今期は大幅な増収増益で、株価バリュエーションは群を抜いて割安感が漂う。増配発表で個人投資家の注目も高まっているだけに業績相場入りで数多の物色の手が伸びてくることだろう。
株価は下値形成の4/9から5日連続陽線で徐々に上値窺いの動きが続く。足元の機械受注が良好だったことや為替市場の円安進行と相まって、目先は25日移動平均線にトライする可能性が高まっている。今年に入って2000円台での推移を続けてきたために一定の戻り売りも出やすい水準と言えるが、時間をかけて需給を整理してきただけに大崩れは無さそう。一目均衡表で遅行スパンが株価の上に顔を出してきており、今週から来週にかけてのところでは三役好転してくる頃合いと言えそうだ。
業種:機械
時価総額:111.3億円
PER:14.08倍
PBR:1.25倍