個別銘柄の需給改善には時間が必要
前回「中期的なトレンド形成のために時間が必要。ボックスでレンジを形成する場合は逆張りの短期売買でよい」と解説しました。
株価は目標株価の範囲でレンジを形成した一週間でした。
米国の株式市場は小康状態の一週間でした。
ドル円相場は小動きの一週間でした。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを分析する限りでは、株価はリバウンド上昇が継続中ではありますが、横ばいでの動きが中心となりました。
目標上値は2万2,250円、下値は2万1,000円、それぞれプラスマイナス150円とします。
外国人の売りが落ち着いた一方で、米英仏によるシリア軍への攻撃が行われ、地政学リスクが高まっています。
寄り付きにもよりますが、横ばいでのレンジ形成や下落トレンドへの転換などが考えられますから、いずれにしろ逆張りの短期売買がよいでしょう。
指数はそれなりに高い一方で、需給が悪化する個別銘柄が散見されます。需給がいったん悪化すると、改善までには相応の時間が必要です。
得意銘柄に絞るか、無駄な売買は控えるようにしたほうがいいかもしれません。