◆あと3日程度踏ん張れば、5日線が転換する
8日(木)は日経平均が反発したものの、「寄り天」で上値の重い結果でした。前日にコーン氏辞任を織り込んで下がったと考えますと、買い意欲の無さが際立ちました。
最近の相場では、日経平均が前日比プラスのときに売買代金が減少する傾向が目立っています。本日の売買代金も低調でしたから、株価が上がるときは盛り上がらない状況が続いています。
明日は寄り付きで3月メジャーSQを消化しますが、夜に米国雇用統計を控えていますから、イベントを控えて様子見姿勢に傾きそうです。
ただし、日経平均はおよそ1週間ぶりに終値で5日線を超えました。陰線で上値が重いのですが、21300円水準を3日程度保つことができれば、移動平均線が上向きに変化します。
来週にかけて踏ん張ることができれば、21000円を下値に戻りを試す展開に向かうかもしれません。