ビットコインは小動きの展開が続く！

新興国で仮想通貨の話題が多数

仮想通貨市場は横ばいの展開が続いております。昨年秋ごろからの急騰相場、そして年始からの急落相場で市場は疲弊しきっているからでしょう。大相場があった後というのは必ずこういったナギ相場というものがあります。回復には時間がかかると思いますが、もう数週間この展開が続きそうです。

大きく勝負する期間ではないと考えておりますが、急落もないと考えておりますので少し深めに押したタイミングに限定してコツコツと拾っていくとよい時期だと考えております。

先日、ベネズエラがペトロというコインを発行し話題になりましたが、興味を示し始めている発展途上国や新興国は多いようです。最近では、南アフリカ共和国の中央銀行がブロックチェーンの決済システムに興味を示していたり、トルコでも貨幣をデジタル化に向けた動きを検討し始めたり、さらにカンボジアでもEntapayという独自の暗号通貨発行を検討しているなどの報道も出てきております。

今年に入ってから、新興国でこういった動きが加速しており、この流れは止められなさそうです。
仮想通貨市場にとっては非常にポジティブな動きとなるでしょう。

今はまだ市場が疲弊してきっておりますので影響はほとんどありませんが、相場が盛り上がったときにはかなり強い後押しとなると思われますので辛抱強く待ちたいと思います。

ビットコイン日足チャート分析

直近の安値から１ヶ月以上が経過しました。
100~130万円レンジに移行したと考えて良いでしょう。

ボリンジャーバンドもスクイーズ中でして（収縮中）、次のトレンドに向けて上昇エネルギーを貯めている期間となります。
この収縮期間が長ければ長いほど、次のトレンドは大きくなりやすい傾向がありますので、これならもう数週間ほどこの価格帯のレンジでおとなしく推移をしていたほうが良さそうです。

また３月１９日〜２０日にアルゼンチンでG20の財務大臣と中央銀行総裁の会合がございます。
仮想通貨の世界的な規制・枠組みの提案がなされる予定となっておりますので市場はこのイベント通過待ちをしている状態です。
まだもう２週間ほど、やはりこのレンジ相場は続きやすいのではないでしょうか。