◆下向きの5日線を抜けることが出来るか?
6日(火)は米国株高と円高一服を受けて5日ぶりの大幅反発になりました。ただし、東証1部の売買代金は昨日から1割ほど減少したので、積極的に買われたというよりは買戻し中心の印象でした。
また、値幅的には大幅上昇ですが、下向きの5日線までの戻りに留まっているため、下げ過ぎた分の自律反発ともいえそうです。
明日は続伸して5日線を抜けるか、上値を抑えられるかがポイントになりそうですが、基本的にNYダウを追いかけているので、今晩の結果を見て反応するしかなさそうです。
一方、「SQ週の水曜日は荒れる」というアノマリーがあり、明日はその日にあたります。今日の大幅反発で底割れ懸念は後退したと思いますが、そうかといって先高期待につながりそうな話題も見あたりませんから、荒れるというよりは方向感のないもみ合いになる想定です。