とりあえず“一服” - ただ本日は“上値が限定される”…!?

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

さらにお得なキャンペーン!

資産形成応援キャンペーン

期間内であればいつでもエントリーOK

最新投稿日時:2018/03/06 10:32 - 「とりあえず“一服” - ただ本日は“上値が限定される”…!?」(武市佳史)

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

とりあえず“一服” - ただ本日は“上値が限定される”…!?

著者:武市佳史
投稿:2018/03/06 10:32

◆“下値不安”先行も、欧州タイム以降に切り返す…

※ご注意:予想期間は3月7日と表示されていますが、本日(3月6日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


先週末の流れそのままに、週初東京タイムは“下値不安”が先行しました。
しかし下値が限定されると、欧州タイム以降は持ち直しに転じました。

懸念された“伊総選挙”は想定の範囲内に留まり、“独大連立継続”と合わさって“下値追い機運”は急速に緩んでいきました。
そうなると“株安の連鎖⇒リスク回避の巻き戻し”につながり、NYタイム中盤には106円台を回復するに至りました。
ライアン米下院議長が「トランプ大統領表明の関税措置(鉄鋼・アルミ)に反対」としたことも大きく、本日東京タイムに入ってもさらに上値を伸ばしています。

◆とりあえず“下値不安は一服”

106円を回復したこともあり、とりあえず“下値不安は一服”といえます。
“株安の連鎖”が止まったのは昨日欧州タイムであり、恩恵を受けていない日経平均は「輪をかけて巻き戻される」という可能性も否めず、“もう一段の巻き戻し”も期待されるところでもあります。

ただし懸念が払拭したとはいいがたいだけに、現在の動きは“あくまで巻き戻し(自律反発)”と考えるのが自然です。
そうなると106円台をさらに買い上げるためには“材料不足”ということになりますが、今週の主要イベントは“週後半”に固まっています。

◆基本は“堅調推移”、ただ本日は“上値が限定される”…?

日経平均上昇⇒さらなる巻き戻し”への期待もあり、基本は“堅調推移”と考えます。
しかし本日に関しては、日足・一目均衡表転換線とほぼ重なる“2/27~3/2の50%戻し(106.465円)”“同61.8%戻し(106.752円)”付近では、上値を押さえられる展開を見据えておいた方がいいかもしれませんね。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:107.208(3/1高値、2/2~3/2の38.2%戻し、20日移動平均線)
上値4:107.000(大台)
上値3:106.752(2/27~3/2の61.8%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:106.465(2/27~3/2の50%戻し、日足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:106.290(3/2-5高値)
前営業日終値:106.197
下値1:106.000(大台)
下値2:105.745(3/2~3/5の50%押し)
下値3:105.629(3/2~3/5の61.8%押し)
下値4:105.349(3/5安値)
下値5:105.250(3/2安値、ピボット1stサポート)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

10:56 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

みんかぶおすすめ